GD-高速道路ゴシックJA

GD-HighwayGothicJA-OTF

GD-高速道路ゴシックJA について

GD-高速道路ゴシックJA-OTF は、いわゆる「高速道路標識風味フォント(字体)」です。

この書体は、昭和後期〜平成中期にかけて、日本の道路標識や案内表示にもっぱら使用されていたゴシック体フォントです。

特徴として、「ほぼすべてのストロークが同じ太さ」かつ、特徴的な「できる限り"懐"を深く」「各字画の間隔を広く均一に持つ」デザインが、高い視認性と高速走行時の読みやすさを備えています。

欧文書体は、全角半角で異なる幅のヘルベチカライクの書体とすることで、旧仕様の高速道路標識を再現しやすくなっています。

主な特徴

  • ストローク幅が均一で視認性が高い
  • 懐が深く、字画間隔が広い
  • 高速走行時でも読みやすいデザイン
  • 欧文はヘルベチカライクの幅設計
  • 個人利用・商業利用可能

書体見本 — Specimen

利用例: 行先標識

東京
Tokyo

利用例: SA/PA標識

④⑤⑨⑧
酒々井
Shisui

各サイズ見本

高速道路ゴシック 48px
高速道路ゴシック ABCDEFG 32px
高速道路ゴシック abcdefghijklmn 24px
高速道路ゴシック 0123456789 ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ 16px
高速道路ゴシック abcdefghijklmnopqrstuvwxyz !"#$%&'()*+,-./ 12px

テスト入力

下のエリアに自由にテキストを入力して、フォントの見え方を確認できます。

高速道路ゴシックの歴史

「公団文字」とは

1963年(昭和38年)の名神高速道路開通時、日本には市販のフォントセットがほとんど流通していませんでした。そのため、当時の日本道路公団の関係者が、標識に必要な文字を一つ一つ手作業で制作しました。これが「公団文字」「公団ゴシック」と呼ばれる書体の始まりです。

標識の文字は120m手前で読めることが基準とされ、文字の大きさはドイツのアウトバーンにならって高さ50cmに決められました。すべての画を等幅の直線で描くデザインは、文字を描くのに反射材テープを用いていたことに由来します。

しかし2010年7月、NEXCOの技術基準改訂により、標識の書体はヒラギノ角ゴシック・新ゴ等に変更されることが決定。掛け替えの標識から順次置き換えられ、「公団文字」は徐々にその姿を消しつつあります。

制作のきっかけ

「だれかが作ってくれることを5年ぐらい期待していたのですが、だれも作ってくれないので、自分で作ることにしました。」

— pumpCurry、2005年2月9日 プロジェクト開始時の記述

2000年頃から「誰かがフォント化してくれるのでは」と期待していたものの、実現されることはなく、2005年2月9日、ついに自らプロジェクトを開始。高速道路の案内標識を現地取材し、一文字ずつその字体の特徴を解析・トレースしてフォント化する作業が始まりました。1文字につき1時間弱、複雑な文字は数日かけて制作。標識に存在しない文字については、既存の偏旁を組み合わせて新たに制作しています。

約4〜12文字ごとにアップデートを繰り返し、2013年時点で1,893文字を収録。JIS第1水準の完全制覇を目標に、現在も開発が続けられています。

メディア掲載

年月 メディア 内容
2008年7月NHK BS2「熱中時間〜忙中"趣味"あり〜」高速道路フォント熱中人として出演
2009年デイリーポータルZ高速道路フォントめぐり」取材同行
2010年9月NHK BS「熱中スタジアム」ハイウェイテーマで出演
2013年土木学会GD-高速道路ゴシックJA作者として講演
2014年8月ZIP-FMラジオ出演
窓の杜GD-高速道路ゴシックJA」ソフトライブラリ掲載

NHK「熱中時間」出演時の写真

2008年7月1日放送のNHK BS2「熱中時間〜忙中"趣味"あり〜」に「高速道路フォント熱中人」として出演。番組では等身大の高速道路標識セットが制作されました。

NHK熱中時間 1/4スケール標識模型

収録後に持ち帰った1/4スケール標識模型(自宅保管中)

「原寸高速道路標識模型、もってかえってもいいのよ☆」とスタッフの方に強くおススメされましたが、我が家の4畳半床面積よりもデカいことが発覚し断念
— 等身大セット前での写真を見る(X)

開発タイムライン

日付 バージョン 備考
2005/02/09プロジェクト開始
2009/04/15Rev.099β初の公開リリース
2009/06/07Rev.100β2OTF版公開
2009/06/08Rev.100β2TTF版公開
2009/06/13Rev.101βOTF版
2009/12/07Rev.102βOTF版
2009/12/27Rev.103βOTF版
2010/03/21Rev.104βOTF版、JIS第1水準折り返し
2010/05/26Rev.105βOTF版
2010/06/07Rev.106βOTF版
2010/10/17Rev.106βTTF版公開
2011/05/05Rev.107βOTF版
2011/06/27Rev.108βOTF版・TTF版同時公開
2012/05/07Rev.109βOTF版
2013/03/31Rev.111βOTF版、1,893文字収録
2017/05/17Rev.112β2OTF版(現在の最新版)
2025年制作再開を発表

※ 旧公式サイト(hogera.com/pcb/font/ → 現 542.jp/font/)の更新履歴に基づく記録です。

ダウンロード

※ 特に問題がなければOTF版をご利用ください。

 

TTF版 (Rev.108b)

394 KB / 2011-06-27 更新
ダウンロード

インストール方法

  1. 上のリンクからフォントファイルをダウンロード
  2. ダウンロードしたZIPファイルを展開(解凍)
  3. 展開したフォントファイル(.ttfまたは.otf)をダブルクリックしてインストール

ライセンス情報

GD-高速道路ゴシックJAは、個人利用および商業利用が可能です。

フォントの正式名称

GD-高速道路ゴシックJA-OTF (GD-HighwayGothicJA-OTF)

個人利用の場合

以下の利用にはご連絡不要です。

  • 個人ブログのタイトルや、コンテンツ、画像にて利用する
  • 個人の名刺やネームカードにて利用する
  • 町内会・学校のちらしやポスターなど無料配布掲示物などに利用する

商業利用の場合(1): ご連絡のみ

ご連絡いただくとライセンス番号をお知らせします。お写真またはスクリーンショットを添えてご連絡ください。

  • 商業ブログのタイトルや、コンテンツ、画像にて利用する
  • ちらしやポスターなど団体・業として配布掲示物に利用する
  • お店の看板、地域の標識に使用する

商業利用の場合(2): ご連絡+実物提供

ご連絡いただき、可能な限り1部実物のご提供/放送・販売予定のご連絡をお願いいたします。

  • 映像素材・放送素材として使用する
  • 本・電子書籍にて使用する
  • CD/DVD/BDなどメディア販売物として使用する(外装等含む)
  • アプリに組み込む

商業利用の場合(3): ご契約(有償)

  • 特許等の申請に用いるなど独占的な使用

利用不可な条件

  • フォントファイルの無断での再配布や販売
  • フォントを使用した商業製品・作品での無断販売
  • フォントファイルの改変および二次配布
  • フォントを使用した不適切または違法なコンテンツの作成
  • 誰かを糾弾したり貶めるために利用してはいけません

再配布とリンク

  • リンクは https://542.jp/font/ または https://542.jp/ にお願いします
  • フォントファイルに直接リンクは貼らないでください
  • 二次配布をご希望の場合はご連絡をお願いします

免責事項

フォントを使用した結果に対して、開発者および関連団体は責任を負いません。使用中に問題が発生した場合は報告をお願いします。

詳細な許諾条件はこちらをご参照ください。

更新履歴

バージョン 日付 形式 備考
Rev.112b22017-05-17OTF最新版
Rev.108b2011-06-27TTFTTF最終版

フィードバック

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